市民後見人
秋山です。先日、上越市社会福祉協議会主催による「自分らしく生きるための権利擁護講座」に
参加してきました。今回のテーマは成年後見制度における「市民後見人」についてでした。この
制度は認知症や障害、病気などで自身の判断能力に不安があったり十分でない人に後見人が付き
本人に代わり財産管理や身上保護を行っていく制度です。今は、弁護士、司法書士、社会福祉士等の
専門職が殆どですが、今後専門職だけでは対応ができなくなることが予想されています。そこで市民による
市民後見人が求められるようになってくるだろうと云われています。
私が後見人に関心を持ったきっかけは、10年以上前に従弟が病で倒れてしまい何かしなければという
気持ちはあったのですが、当時のいろいろな事情や困難な問題もあり、十分に寄り添うことができなかった
経験と反省があったからです。上越市にはまだ市民後見人制度がありませんが、これからも後見人の
講習会や勉強を機会をみて続けていきたいと思っています。