映画「オッペンハイマー」
秋山です
2ヶ月くらい前のことですが、映画「オッペンハイマー」を観ました。
アメリカが原爆の開発、製造をしたマンハッタン計画で中心になって指揮したのが
理論物理学者のオッペンハイマーです。のちに原爆の父と呼ばれるようになりました。
高校2年生の時の修学旅行で、広島の原爆ドームと原爆資料館を見学しました。
原爆の恐ろしさ悲惨さにショックを受けそれ以来、原爆や核兵器と人類は共存できないと
強く思うようになりました。
国の方針や命令とはいえ何故オッペンハイマーは原爆開発に走ったのか、以前から興味があり
この映画を観ました。複雑な時代背景もあり内容は難しいところもありましたが、私なりに
理解できたことは、理論物理学者としては優秀だったのでしょうが、原爆投下が悲惨な結果を
もたらすか想像力が欠けていたことと、自らの政治力を過信して政府を抑えられると思って
いたのが原因かなと感じました。
今も世界で戦争があり、ニュースや報道写真に触れる度に切なくなりますが
軍事対軍事では解決しないと思いますし、徹底的な外交努力と話し合いで平和を
取り戻せるよになることを願っています。