「地籍調査」
村松です
秋晴れの心地良い1日でした。
所有者が解らない、登記などのされない土地が、九州と同じ面積にのぼると発表されました。
県は、19日に上越市の基準地価がなんと、22年連続下落と、地価調査を公表しました。
地方の土地の価格下がり続け、無くなってしまいそうです。
此のことも大きな原因の一つと考えられます。
春先には、親の遺産を相続人全員・放棄すると,妙高市の
アパートの所有者・大家さんから、話がありビックリしました。
1956年に施工の国土調査法の地籍調査が、60年余経過しても
全国で51%しか終わっていなく、新潟県では34%と低く
この事も登記されない土地の、大きな要因であると思います。
それは、土地の取引での,境界確定は
労力と費用が発生します、特に隣接地の所有者との調整は大変です。
国民の大切な財産である土地が、円滑に取引出来ない事は、
大きな、損失であるのではないでしょうか。
地籍調査が終わっていない66%の土地については
公の機関は、驚くことにいまだに100年余も前の明治時代に作られた
字限図(あざぎりず)を用いています。
地味ですが、地籍調査に沢山の予算がついて、
公の権威の地積図によって安心の土地取引が、一日も早く出来る様になり、
所有者が解らない土地が減少することを期待します。