読書週間
片山です。
先日、高田公園オーレンプラザで、女優の紺野美佐子さんが主催する朗読座
「あなたが輝く言葉とメロディー」を観覧しました。
読書週間に合わせた県立図書館主催の記念事業とのことです。
青春時代の憧れの女優さんのトークと音楽の楽しい一時でした。
ピアニストの中村由利子さんの演奏も素晴らしかったし、
紺野さんの語りや朗読も良かったです。
新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」の朗読はよかったです。
カタツムリが自分の背中には悲しみしか詰まっていないことに気付き、
「もう生きていけない」と嘆き、沢山の友人に嘆きます。
すると皆同じく、自分も悲しみを持っていると言う。
最後には「悲しみは誰でも持っている。自分で耐えていくしかない」と
嘆くのをやめたとの物語です。
自分の人生に置き換えてみると深いし、救われたような気持ちにさえなりました。
何かあったときに手元に置いておける本、増やしていきたいなと思いました。