何度でも
片山です。
今年も残すところ、あと10日です。
この1年を振り返りますと、うれしかったこと、悲しかったこと
様々な出来事がありました。
私の中では、前勤務先のとき、自宅を新築していただいた
柿崎のお客様の急逝があります。
厳しい方でしたが、とても心配りがある方でした。
「お宅の職人を見て、会社に対しての信頼感が増した」
新築工事中にそのような言葉を頂きました。
外壁を施工する業者さんが、足場梯子を何度も上がったり下がったりして
外壁張りを何度も何度も首をかしげながらやり直しをしていたそうです。
話が始まったときは、申し訳ない姿を施主様に見られたな、
と思ってしまったのですが、「その姿に感動した」と言っていただきました。
すぐに職人さんへそのお話をしたら、恥ずかしがりながらも喜んでくれました。
仕事とはそういうものなんだな、見ている人は見ているんだなと思いました。
表面的なものではなく、何事も納得いくまで丁寧に丁寧に。
当社の年間目標である「当たり前のことを当たり前に、しかも徹底的に」
に通じることだと思います。
改めて、ご冥福をお祈り致します。