千羽鶴
片山です
大寒が過ぎ、春に向け一気に雪どけが進んだ1週間でした。
道路に高く積まれていた雪壁も業者さんの鮮やかな仕事ぶりで
だいぶすっきりしました。
季節は着実に進んでいます。
昨年から体調を崩していた叔父、私の実母の弟ですが、
母は昨年夏頃から少しずつ、折り紙で鶴を折っていました。
今年に入り体調がさらに悪くなられ、私も遅ればせながら、参戦。
300羽ほど協力ができ、先日ようやく千羽鶴が完成しました。
1羽ずつ折っているときは、先が見えず気が遠くなりましたが、
完成が近づくと、肩の凝りも気にならなくなりました。
我が家は思い出してみれば、姉や私の高校受験、亡き父の病気、
母の病気、息子の高校受験のとき、いずれも
鶴を折って祈ってきました。
来週の私の休みに合わせて、施設へ母が千羽鶴を届けます。
驚いた様子の叔父の顔が目に浮かびます。