片山です。

昨日までお盆休みでした。
今年は特に親戚が来ることもなく、いつも通りの日の3連休
という感じで、ゆったりと過ごしました。
今年も、家族全員でお墓参りができた幸せを実感することができました。

その夜、NHKで放送された「大日本帝国の分岐点」を家族で見ました。
80年前の戦争で戦死した戦士が、父へ向けた手紙をもとに戦闘を可視化して放映されていました。
開戦以来勝利を重ねてきた日本が、戦局が大きく転換することになった「ガダルカナルの戦い」。
アメリカの1万人を超える大部隊に対し、日本の兵力は半分。
日本は夜間奇襲攻撃を仕掛け、精神力第一で銃剣で突撃をしたのに対し、
アメリカは機関銃で応戦、また島の至る所に収音マイクを設置するなど冷静でした。
大敗北にも関わらず、撤退の判断が先送りされ、結果として飢えでたくさんの日本兵が命を落としました。
兵士たちの言葉から、「戦場の現実」を聞かされるにつれ、胸が重くなりました。

今ある平和が、当たり前ではないことを改めて感じさせられた今年のお盆でした。