作業場の解体
村松です。
昭和の始め位に中古を移築した農作業場を壊しました、100年位経た,4代前の祖祖父が造った
合掌造りの建物でした。昭和26年に家を建て替えるときは仮住まいにつかいました、私は4才でし
た、秋の稲扱きは家族総出で夜中までの作業でした。雨の日は籾摺りで収穫の喜びを味わい、や
がて精米へ。冬になると縄ない、父が2階で相撲をラジオで聞きながら、俵編み,部落総出の味噌
煮、沢山の思い出の場でした,古きよき時代の農村風景の思い出です。さすがに老朽化が進み、
先祖に申し訳なく思いながらも、解体しました。隣接の豚舎,堆肥舎、サイロそして「流し」と呼んだ
台所を移動した車小屋も,あわせて解体しました。4代にわたる長い間の働きに感謝します。広が
る跡地の利用を考え先祖に恥じないように、つぎにつなげます。